【男性の育休】=【イクメン】?
どうも、やのっちパパです。
さて私もいちパパなんですけど…
子どもが生まれる度に聞かれることがあります。
それは…
『育児休業取るの?さすがイクメン!!』
いやいや断じて、そうはいきません!!
そもそも…
政府も世論も男性の積極的な育児参加が求められる一方で、
男性の育児休暇取得率は現在2.3%程度だそうです。
(2014年度厚生動労省「雇用均等既報調査」)
いやその活動が悪いとかではありませんw
私もその活動の講演会とかで話を聞いたり…
本も読んだりしたことあります。
ただその育児休暇取得率
2.3%??100人中、2人ってこと。
これを少ないのか?多いのか?人それぞれですが…
世界を見ていくも一目瞭然。
<世界の男性の育児休暇取得率>
イギリス…12%
ドイツ…18%
スウェーデン…79%
ノルウェー…89%
※アメリカは育児休暇という制度が唯一制定されていない国です。
これを見ても、お分かりの通り、
やはり日本の男性の育児休暇がどれだけ低いか分かりますよね??
余談ですが…
子育てや教育面において世界的に有名なのは北欧
実はここには国家的な動きが隠されていました。
これは両国とも「パパ・クオータ制度」というのを義務からきてます。
【パパ・クオータ制度】
育休の一定期間を父親に割り当てるものです。93年にノルウェーが導入し、北欧を中心に広がりました。ノルウェーの場合、育休を最長で54週間取得できますが、うち6週間は父親のみが取得できます。父親が取らなければ、権利が消滅してしまうのが制度の特徴です。育休中の手当は、最長の54週間取得した場合は出産前の給料の80%、44週間までなら100%が支給されます同様の制度はスウェーデン(合計特殊出生率06年1.85)でも95年に導入されています。両親合わせ480日の育休のうち、父親、母親に各60日が割り当てられ(パパ・ママ・クオータ)、それぞれが取らなければ消滅する仕組みです。
(HP:ものしり手帖引用)
こうやって国自体、社会全体から男性の育児休暇を勧めているところです。
とはいえ、日本がこういう制度を設けていないわけでもありません。
代表的なのは【育児休業制度】
子が1歳(一定の場合は、1歳半)に達するまで
(父母ともに育児休業を取得する場合は、子が1歳2ヶ月に達するまでの間の1年間<パパ・ママ育休プラス>)の育児休業の権利を保障。
(厚生労働省HPより引用)
またイクメン、イクボスを推進する団体「NPO法人ファザーリングジャパン」さんなど多くの団体がこの男性の育児参加や育児休暇を勧めているのです。
しかしながら現実、なかなか難しいのがこの日本です。
色々な問題や課題があるにしろ、これじゃいけません!!
そう思って、この団体さんも頑張っていると思います!!
ともあれメディアも社会も、父親が育児休暇を取れば
その父親のことを「よっ!イクメン!!」という風潮があります。
ある議員さん(もう辞職しましたがw)もそう…
芸能人の方もそう…育休をとれば「イクメン」となるのです。
しかしながら…私が思います!
その父親を称賛し、褒め、まるで育児のパパ代表ともてはやす
その風潮こそ間違ってたんです。
そうなると…1年も育児休暇を取っているママたち女性は…
イクマンというのですか?称賛するのですか?褒めちぎるのですか?
いやいやそれはないですよね。
もう「ママが育児休暇取るって当たり前!」みたいな感じで
称賛どころか常識と思われ、取れずに早々子どもを保育所預けたり、すぐ会社に戻らないといけない女性は負い目を感じることもしばしばある。
どうして当たり前に育児をしていく親が
男性だから褒められ、女性だから当たり前なんでしょうか??
「女性は育児や家事したり、育児休暇を取って当たり前!」
という考えが、人々の中に根付いているのでしょうか??
だから日本の子育て状況は一向に良くならないと思います!!
家族とはチーム
子育てもどっちとかではなく、チーム一丸として臨むこと。
そして「ありがとう」をお互いが言え「一緒にやろう」を合言葉に!
そこから始めましょう!!
そしたらきっと子育て状況も少しずつ変わってくるかと思います。
極論!!
イクメンが当たり前になり、その言葉がなることがベスト!